たわみ角法における節点方程式・層方程式を解く
たわみ角法の節点角,部材角を求めるためのに用いる節点方程式,層方程式は連立1次方程式になる。
これをmaximaで解く
(%i数値)はキーボードからの入力
(%o数値)は画面出力
節点方程式の代入
式の代入は:(コロン)を使う。
式の最後には ;(セミコロン)を入れる。 wxMaximaではいらない。
式の確定(計算)には,[cntl]+[Enter]を押す。 wxMaximaのみ。
6ψb + 2ψc + φ-64/9 を eq1 に代入
以降,
ψb → fb
ψc → fc
φ → f
と標記する。
(%i1)
eq1:6*fb+2*fc+f-64/9;
2ψb + 6ψc + φ+ 32/9 を eq2 に代入
(%i2)
eq2:2*fb+6*fc+f+32/9;
層方程式の代入
3ψb + 3ψc +4φ を eq3 に代入
(%i3)
eq3:3*fb+3*fc+4*f;
方程式の解を変数に代入する命令
(%i4)
globalsolve:true;
3元連立1次方程式の解を求める
(%i5)
solve([eq1=0,eq2=0,eq3=0],[fb,fc,f]);
=0 は省略できる。
solveの使い方
solve([連立1次方程式を列記する],[解きたい変数を列記する])
解はそれぞれ fb, fc ,f に代入されているので,モーメントは以下のように求まる。
なお,globalsolve:true; を事前に入力しないと,変数に解は代入されない。
モーメントを求める
(%i6)
mab=fb+f;
= (イコール)を使うと計算はするが,結果を覚えていない。
(%i7)
mab;
計算結果を変数に代入させるには :(コロン)を用いる。
(%i8)
mab:fb+f;
実数表示をする
(%i9)
float(mab);
計算と実数表示を同時にする。
(%i10)
mba:float(2*fb+f);
以下,同様に計算する。
(%i11)
mbc:float(4*fb+2*fc-64/9);